
出典: 楽天モバイル公式サイト
楽天モバイルの料金プラン「スーパーホーダイ」は、完全に「ワイモバイル」と「UQモバイル」に対抗してできたプランです。
3社ともまったく同じ容量でまったく同じ料金のプランですが、楽天モバイルの「スーパーホーダイ」には、「通信速度最大1Mbps使い放題」という特徴があります。
「楽天モバイル」と「ワイモバイル」と「UQモバイル」のプラン内容や特徴を比較して、どこが一番おすすめなのかわかりやすく解説します。
UQモバイルよりワイモバイルの方がおすすめ
まず、UQモバイルとワイモバイルを比較すると、ワイモバイルの方がおすすめです。
UQモバイルとワイモバイルの比較表
UQモバイル | ワイモバイル | |
---|---|---|
月額料金 (1年目) |
プランS(2GB): 1,980円 プランM(6GB): 2,980円 プランL(14GB): 4,980円 |
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月額料金 (2年目) |
プランS(2GB): 2,980円 プランM(6GB): 3,980円 プランL(14GB): 5,980円 |
|
月額料金 (3年目以降) |
プランS(1GB): 2,980円 プランM(3GB): 3,980円 プランL(7GB): 5,980円 |
|
契約期間 | 2年 | |
接続回線 | au | ソフトバンク |
かけ放題 | 5分かけ放題 | 10分かけ放題 |
LINE ID検索 | × | 〇 |
※価格は税別表記。
ワイモバイルは10分かけ放題でLINE ID検索も可能
月額料金と契約期間はどちらも同じですが、UQモバイルが「5分かけ放題」なのに対して、ワイモバイルは「10分かけ放題」です。
同じ料金なら、かけ放題の時間が長い「ワイモバイル」の方がお得ですよね。
また、ワイモバイルはLINEのID検索を利用することができますが、UQモバイルは利用できません。
LINEでID検索をするには年齢認証が必要ですが、LINEの年齢認証は大手通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のシステムと連動して行います。
ワイモバイルは、ソフトバンクと同じシステムを利用しているためLINEの年齢認証が可能ですが、UQモバイルや他の格安SIMではLINEの年齢認証ができず、ID検索を利用することができません。
LINEのID検索は、遠くにいる友人をLINEの連絡先に追加するのに便利ですので、同じ料金ならID検索も利用できるワイモバイルの方がおすすめです。
ちなみに、ワイモバイル以外の格安SIMでは、LINEモバイルもLINEのID検索を利用できます。
LINEモバイルは、ワイモバイルよりも料金がお得で、LINEアプリをデータ消費ゼロで利用できるというメリットもあります。
MVNOの格安SIMですので、平日昼間の通信速度は遅くなってしまいますが、それでも問題ないという方にはLINEモバイルの方がおすすめです。
ワイモバイルと楽天モバイルはどっちがおすすめ?
ワイモバイルと楽天モバイルを比較すると、どちらもメリットとデメリットがあるため、どちらの方がおすすめかは人それぞれです。
ワイモバイルと楽天モバイルの比較表
ワイモバイル | 楽天モバイル | |
---|---|---|
月額料金 (1年目) |
プランS(2GB): 1,980円 プランM(6GB): 2,980円 プランL(14GB): 4,980円 |
|
月額料金 (2年目) |
プランS(2GB): 2,980円 プランM(6GB): 3,980円 プランL(14GB): 5,980円 |
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月額料金 (3年目以降) |
プランS(1GB): 2,980円 プランM(3GB): 3,980円 プランL(7GB): 5,980円 |
プランS(2GB): 2,980円 プランM(6GB): 3,980円 プランL(14GB): 5,980円 |
契約期間 | 2年 | 1年 |
接続回線 | ソフトバンク | ドコモ |
かけ放題 | 10分かけ放題 | 5分かけ放題 |
LINE ID検索 | 〇 | × |
混雑時の速度 | 快適 | 遅い |
低速時の速度 | 非公開 | 最大1Mbps |
※価格は税別表記。
通信速度が安定しているのはワイモバイル
ワイモバイルはソフトバンクが運営する格安スマホであるため、平日昼間や夕方など、MVNOの格安SIMの通信速度が遅くなる時間帯でも快適にインターネットを利用することができます。
楽天モバイルでも普段は快適に利用できますが、回線が混み合うと通信速度が低下し、動画再生やアプリダウンロードは厳しくなってしまいます。
そのため、いつでも快適な通信速度でインターネットを利用したい方は、ワイモバイルの方がおすすめです。
また、ワイモバイルは10分かけ放題でLINEのID検索もできるため、1回の通話時間が5分以上の方やLINEのID検索を利用したい方も、ワイモバイルをお選びください。
楽天モバイルは最大1Mbpsで通信し放題
楽天モバイル「スーパーホーダイ」の大きなメリットは、月間の高速通信容量を使い切ってしまっても、最大1Mbpsの速度でインターネットを利用できることです。
1Mbpsの通信速度があれば、YouTubeの動画再生ができるぐらいのレベルで、LINEやメールのやり取りや、SNSやネットニュースの閲覧など、たいていのことは問題なくできます。
そのため、自宅ではWi-Fiを利用できる方や、普段から高速通信を必要としない方には、楽天モバイル「スーパーホーダイ」の方がおすすめです。
ただし、回線が混み合う時間帯(12:00~13:00、18:00~19:00)は、最大300kbpsの速度に制限されてしまいますのでご注意ください。
3年目以降の料金と契約期間について
ワイモバイルは、3年目以降のプランのデータ容量が半分になってしまいますが、楽天モバイルはそのままです。
しかし、ワイモバイルは契約期間が2年ですので、2年たったら別の格安SIMに乗り換えるなどすれば回避することも可能です。
楽天モバイルの契約期間(最低利用期間)は1年で、1年たてば楽天モバイルの「組み合わせプラン」に変更したり、他の格安SIMに乗り換えたりしても違約金はかかりません。
ワイモバイルも楽天モバイルも1年目の料金はお得ですが、月額料金が1,000円高くなる2年目以降は、あまりお得ではありません。
そのため、楽天モバイルを契約する場合は、1年目だけ「スーパーホーダイ」で利用して、2年目からは「組み合わせプラン」に変更するのがおすすめです。
組み合わせプランは「通信速度最大1Mbps使い放題」ではありませんが、「5分かけ放題」は月額850円でオプションとして付けることができます。
スーパーホーダイの2年目以降の料金よりも、組み合わせプランに5分かけ放題を付けた料金の方がお得ですので、この方法をおすすめします。
楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイル比較表
※スマートフォンでご覧の方は、画面を横向きにすると見やすくなります。
楽天モバイル | ワイモバイル | UQモバイル | |
---|---|---|---|
月額料金 (1年目) |
プランS(2GB): 1,980円 プランM(6GB): 2,980円 プランL(14GB): 4,980円 |
||
月額料金 (2年目) |
プランS(2GB): 2,980円 プランM(6GB): 3,980円 プランL(14GB): 5,980円 |
||
月額料金 (3年目以降) |
プランS(2GB): 2,980円 プランM(6GB): 3,980円 プランL(14GB): 5,980円 |
プランS(1GB): 2,980円 プランM(3GB): 3,980円 プランL(7GB): 5,980円 |
|
契約期間 | 1年 | 2年 | |
接続回線 | ドコモ | ソフトバンク | au |
かけ放題 | 5分かけ放題 | 10分かけ放題 | 5分かけ放題 |
LINE ID検索 | × | 〇 | × |
混雑時の速度 | 遅い | 快適 | |
低速時の速度 | 最大1Mbps | 非公開 | 最大300kbps |
※価格は税別表記。