
格安SIMでLINEのID検索ができるのは、LINEモバイルとワイモバイルだけです。
そのため、格安SIMでLINEのID検索を利用したい方は、LINEモバイルかワイモバイルの2択となってしまいます。
それぞれの特徴を比較して、LINEモバイルとワイモバイルのどちらがおすすめなのか解説いたします。
◆◆目次◆◆
格安SIMではLINEの年齢認証ができない
LINEのID検索を利用するためには、18歳以上であることを証明する年齢認証が必要です。
しかし、LINEの年齢認証は大手通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のマイページの情報とリンクして行うため、格安SIMでは年齢認証ができません。
そのため、LINEの年齢認証ができるのは、LINEが運営するLINEモバイルと、「My SoftBank」を利用できるワイモバイルだけに限られてしまいます。
年齢認証ができなくても、パソコン版のLINEや「招待」という機能を使うことで対策は可能です。
しかし、スマホでID検索を利用したい方は、LINEモバイルとワイモバイルの2択となります。
LINEモバイルとワイモバイルを徹底比較
では、LINEモバイルとワイモバイルはどちらがおすすめなのか、それぞれの特徴を比較していきます。
月額料金はLINEモバイルの方がお得
まず、料金プランの特徴として、LINEモバイルは10分かけ放題が月額880円のオプション設定となっておりますが、ワイモバイルは基本料金にコミとなっています。
通話が多い方はワイモバイルの方がお得ですが、通話をあまりしない方はLINEモバイルの方がお得です。
しかし、ワイモバイルは2年目以降の料金が高くなってしまうため、2年目以降は10分かけ放題を付けてもLINEモバイルの方がお得です。
そのため、月額料金で選ぶならLINEモバイルの方がお得です。
また、ワイモバイルは契約期間が2年間で、大手通信キャリアと同じように自動更新もされますので、解約しにくいというデメリットもあります。
LINEモバイルの最低利用期間は1年で、自動更新もありませんので、その点もLINEモバイルの方がおすすめです。
LINEモバイルとワイモバイルの料金比較表(1年目)
LINEモバイル | ワイモバイル (10分かけ放題コミ) |
||
---|---|---|---|
10分かけ放題なし | 10分かけ放題コミ | ||
1GB | 1,200円 | 1,200円 | – |
2GB | – | – | 1,980円 |
3GB | 1,690円 | 2,570円 | – |
5GB | 2,220円 | 3,100円 | – |
6GB | – | – | 2,980円 |
7GB | 2,880円 | 3,760円 | – |
10GB | 3,220円 | 4,100円 | – |
14GB | – | – | 4,980円 |
※価格は税別表記。
LINEモバイルとワイモバイルの料金比較表(2年目)
LINEモバイル | ワイモバイル (10分かけ放題コミ) |
||
---|---|---|---|
10分かけ放題なし | 10分かけ放題コミ | ||
1GB | 1,200円 | 1,200円 | – |
2GB | – | – | 2,980円 |
3GB | 1,690円 | 2,570円 | – |
5GB | 2,220円 | 3,100円 | – |
6GB | – | – | 3,980円 |
7GB | 2,880円 | 3,760円 | – |
10GB | 3,220円 | 4,100円 | – |
14GB | – | – | 5,980円 |
※価格は税別表記。
通信速度はワイモバイルの方が安定している
LINEモバイルは、ドコモから回線を借りて格安SIMのサービスを提供する「MVNO」であるため、回線が混み合うと通信速度が低下してしまいます。
それに対してワイモバイルは、ソフトバンクの「サブブランド」であるため、回線が混み合う時間でも通信速度が安定しています。
LINEモバイルでも普段は快適にインターネットを利用できますが、平日昼間(12:00~13:00)と夕方(18:00~19:00)に通信速度が1Mbps以下になってしまうことがあります。
1Mbpsの通信速度でもYouTubeを再生できるレベルですので、そこまで不便ではありませんが、高画質動画の再生やアプリのダウンロードは厳しいです。
そのため、お昼休みや帰宅途中にスマホで高画質動画を楽しんだり、アプリをダウンロードしたりしたい方には、通信速度が安定しているワイモバイルがおすすめです。
当サイトでは、実際の通信速度を測定調査した結果を公開しておりますので、ぜひ以下の記事も参考にしてください。
店舗数はワイモバイルの方が圧倒的に多い
ワイモバイルは大手通信キャリアと同じように、全国各地に実店舗があります。
そのため、何かトラブルがあった時は、店舗へ行ってスタッフに直接相談したいという方には、ワイモバイルの方がおすすめです。
LINEモバイルでも、LINEアプリを使ったサポートが充実しているため特に不便はありませんが、対面でのサポートを受けたい方はワイモバイルをお選びください。
LINEモバイルはLINEや主要SNSが使い放題
LINEモバイルの最大の特徴は、LINE・Facebook・Twitter・Instagramがデータ消費ゼロで使い放題になることです。
「カウントフリー」という機能で、月間の高速通信容量を使い切ってしまっても、対象サービスは高速通信で使い続けることができます。
LINEモバイルには、「LINEフリープラン」「コミュニケーションプラン」「MUSIC+プラン」の3種類の料金プランがあり、カウントフリー対象サービスもそれぞれ異なります。
LINEモバイルのカウントフリー対象サービス一覧
プラン名 | LINE | LINE MUSIC | |||
---|---|---|---|---|---|
LINEフリープラン | 〇 | × | × | × | × |
コミュニケーションフリープラン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
MUSIC+プラン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
一番人気があるのは「コミュニケーションプラン」で、SNSをよく利用される方におすすめです。
特にInstagramに写真や動画をアップロードしているとデータ消費量も大きいので、高速通信容量を大幅に節約することができます。
また、LINEのみ使い放題となる「LINEフリープラン」も、データSIMならデータ容量1GBが付いて、月額料金はたったの500円です。
電話をかけることはできませんが、LINEアプリを使って通話はできますので、お子様に持たせたい方にもおすすめです。
もう一つの「MUSIC+プラン」は、「LINE MUSIC」という音楽配信サービスのデータ通信量もカウントフリーになるプランです。
音楽もデータ容量が大きいので、LINE MUSICをご契約中の方におすすめのプランです。
LINEモバイルとワイモバイルはどちらがおすすめ?
以上、LINEのID検索ができるLINEモバイルとワイモバイルを比較しました。
LINEモバイルのデメリットは、平日昼間と夕方の通信速度が遅くなってしまう点と、実店舗が少ないという2点です。
通信速度が遅くなるといっても、LINEやメールをやり取りしたり、SNSやニュース記事を見たりするぐらいは問題ありません。
実店舗が少なくても、LINEアプリを利用したサポートも充実していますので、特に不便はないかと思います。
そのため、この2点を許容できる方であれば、ワイモバイルよりも料金がお得で、LINEやSNSも使い放題になるLINEモバイルの方がおすすめです。
いつでもスマホで高画質動画を見たい、サポートも店舗で直接受けたいという方には、通信速度も安定していて店舗数も多いワイモバイルの方がおすすめです。
いずれにしても、どちらもおすすめの格安SIMですので、自分の使い方に合ったプランをお選びください。