毎日のように洗濯をする必要があるため、「洗濯機にかかる費用は節約できない」と思っていませんか。
しかし実は使い方次第でまだまだ節約できるのが洗濯にかかる費用なのです。
この記事では洗濯代を節約するための方法を5点ご紹介します。
知っておくと洗濯にかかる様々な費用を抑えることができます。
ぜひ参考にして下さい。
◆◆目次◆◆
そもそも洗濯機のランニングコストはどれくらい?
そもそも洗濯機を使用するとどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
まず電気代ですが、最新式のドラム洗濯機で1回につき約1.8~1.9円ほどかかると言われています(各メーカーの試算による)。
月単位でみてみると、約54~57円ほどになります。
年単位で見ても1,000円は越えないわけですから、「これ以上節約する必要はあるのか」と感じる方もいるかも知れません。
しかし洗濯機を使用してかかるので電気代だけではありません。
水道代がかかります。
1回の洗濯でかかる水道代は約18円です。
つまり1日あたり1回洗濯気を回すと約20円ほどかかるという計算になります。
一ヶ月では600円、一年間では7,200円です。
年間のコストを考えると節約してもっと安くしたいものですよね。
また洗濯機のタイプによっても1回の千田君必要な水の量が違います。
昔ながらの水槽式だと洗濯1回で122リットル、ドラム式だと95リットル、ななめドラム式は72リットルくらいが平均量です。
洗濯に掛かるランニングコストを考える上で、家電選びの段階である程度は考慮する必要があります。
しかし節約のためにそう簡単に洗濯機を買い替えるというわけにもいかないですよね。
洗濯機を買い替えなくてもできる洗濯機のランニングコストを節約する方法について解説します。
お風呂の残り湯を使う
東京ガスの試算によると、お風呂の残り湯を使った洗濯の方がお風呂の残り湯を使わない洗濯に比べて、年間で8157円の無駄を削減できるとしています。
お風呂の残り湯はまだ温かさが残っていると、洗濯物の汚れが落ちやすいというメリットもあります。
またお風呂の残り湯を洗濯機で使うのではなく、直接洗剤を溶かしてシーツや小さいサイズの絨毯などをつけ置き洗いすることもできます。
労力はかかりますが洗濯機を使いませんので、電気代と水道代を大幅に節約できます。
洗濯機に洗濯物を入れる順番で電力量が変わる

洗濯機に洗濯物を入れるとき、ほとんど何も考えていない人が大多数でしょう。
しかし「重いものは下、軽いものは上」にしておくと洗濯機は効率よく稼働することができるので、入れる順番に注意した方がいいのです。
ジーンズなど重いものは先に洗濯槽に入れ、靴下や下着などは最後に入れるようにするといいでしょう。
ちなみに洗濯にかかる電気代は、洗濯物の量が多すぎても少なくてもほとんど変わりません。
つまり少量の洗濯物を何回かに分けてまわすよりはまとめてまわした方が1回の洗濯で済む分安くなります。
ただしあくまでこれは「洗濯機の許容範囲内の量」というのが前提になります。
各洗濯機事に一度に洗える洗濯物の重さには許容範囲が設定されてます。
あまりにも洗濯物を詰め込みすぎて稼働させると余計に電気代がかかります。
目安として、洗濯槽の約8割以上は洗濯物を入れないようにしておくと重量オーバーになることはありません。
水道代の節約には「スピードコース」がお得
洗濯機には様々なモードがついています。
時間がない人向けに「お急ぎモード」や「スピードコース」などがある洗濯機も多いでしょう。
通常の洗濯であれば、標準コースよりもスピードコースの方が使用する水道の量が少ない分、節約になります。
一方で汚れがひどかったり、重さがあるものは標準コースで洗濯する方が汚れも取れやすく無駄な電気代がかかりません。
洗濯物の量や内容によってコースを使い分けることが電気代と水道代の節約につながります。
洗濯乾燥機機能はよく考えて使う
電気式の洗濯乾燥機機能で5㎏分の洗濯物を乾燥させた場合、電気代は一回で約51円ほどです(東京ガス調べ)。
機種によっても差はありますが、もしも毎日乾燥機機能を使うのであれば一ヶ月で約1,530円かかる計算になります。
1日たった51円ですが、一月分をみてみるとかなりの金額になることが分かります。
毎日使うのではなく、数日に一回にするなど使い方を変えるだけで節約になります。
洗剤の量は適量にする
「汚れているから洗濯の量をいつもより多めにしよう」と規定量よりも多い洗剤を使用したりしていませんか。
洗剤をたくさん入れても汚れはそこまで落ちない上に、すすぎがいつもより必要になるので水道代がアップする原因になります。
洗剤の量は適量を守った方が節約のためにも効果的です。
汚れがひどいものは分けておいてつけ置き洗いや部分洗いをしてから洗濯機に入れた方が通常コースでもしっかり汚れが落ちます。
まとめ
洗濯代を節約するための方法について解説しました。
洗濯機の電気代は新しい機種になればなるほど節約設計になっていますが、水道代は年間ではかなりの金額となります。
水道代を節約するためにはお風呂の残り湯を使ったり、スピードコースを利用したり洗濯物の汚れや重さに応じた使い分けが必要です。
また洗剤の量や一度に洗う洗濯物の量は電気代にも影響を与えます。
適切に使用して、光熱費をかしこく節約しましょう。