節約生活を送る上で見逃せないことの1つが「季節に応じた節約術の違い」です。
日本には特色の異なる四季が存在し、季節ごとに節約したい項目や家計の見直しポイントが変わります。
「夏は電気代が高くて当たり前」と諦めていませんか。
節約術を知っていると、今まで「どうしようもない」と思っていた部分も改善できちゃいます。
この記事では「節約 春」「節約 夏」「節約 秋」「節約 冬」と季節ごとにできる節約術について解説します。
知っておくと得をする情報ばかりですのでぜひ参考にして下さい。
節約 春のポイントは気候に合わせた対応
春は暑くなったり寒くなったりとハッキリしない気候です。
しかし繊細な季節の移ろいを感じられる時期ですので、家の中に籠もって電気代を消費するだけではもったいないです。
外の空気を吸いに出かけましょう。
お弁当をもって近くの公園に出かけたりすることで食費と電気代の節約になります。
また思い切って電気の料金プランを見直してみるのもおすすめです。
契約アンペア数を夏まで落としてみたり、夜は早く寝るというのであれば夜間に安くなるプランに切り替えましょう。
電力自由化のおかげで様々な電力会社が登場し、それぞれに特色あるプランを組んでいます。
インターネットで各社を比較してみましょう。
肌寒いときはエアコンをつけるのではなく、カーテンを開けたり防寒具を活用することで室温を調整することができます。
暑い日が続くようになったら衣更えをしてみるなど、季節の変化に合わせて生活すると無駄な出費をおさえることができます。
節約 夏のポイントは電気代の節約

夏は1年で最も電気代の高くなる時期です。
ですのでだらだらと電気を使うのではなく、必要なところだけに集中して電気を使い、無駄はとことんカットするように心がけましょう。
まずは去年の電力料と電気代をチェックして、それを上回らないようにこまめに確認します。
「去年よりも電気代を抑える」という明確な目標をたてることで節約に取り組みやすくなります。
そしてトイレのウォシュレットの暖房スイッチは冬になるまで不要なので切っておきます。
また家族全員がバラバラの部屋を利用すると冷房に電気をくうので、できるだけ1つの部屋に固まるようにします。
さらにエアコンに扇風機やサーキュレーターを組み合わせると消費電力を抑えることができます。
夏は消費電力が大きくなりがちな冷蔵庫ですが、電力量を上げてしまう開閉回数を減らすには家の中でも水筒の活用が効果的です。
また夏とはいえ、朝は涼しく活動しやすいです。
そのため朝に必要な用事を済ませておくと電気代を消費せずに済みます。
ですので夏は早寝早起きを心がけると節約になるうえに夏バテ対策にもなります。
節約 秋のポイントは季節を楽しむこと
秋といえば「食欲アップ」「芸術を楽しむ」「運動の秋」というように楽しめるイベントが目白押しです。
夏の間は暑さのあまりひかえていた様々なことが楽しめるようになります。
そして節約も秋には楽しむことができるのです。
まず夏の間は食中毒を恐れてひかえていたお弁当の持参ができるようになります。
秋の味覚も自分で料理すれば安く堪能することができますので、絶好の節約レシピを試すチャンスです。
おすすめは秋の食材を使ったスープです。
美味しくて体が温まる上に、材料を切ってコンソメで煮るだけでボリュームある一品になるので節約にはもってこいです。
芸術と運動の秋ですが、芸術に関しては自宅でDVD・音楽鑑賞を楽しめばお金がかかりません。
図書館に出かけて読書の秋を堪能するのもおすすめです。
運動の秋は、高いジム費用を払わなくても近くの公園でウォーキングやジョギングをするだけでも楽しめます。
ウォーキングは優れた有酸素運動になり健康にも美容にもおすすめです。
また家庭菜園ができるスペースをもっている人は冬野菜の栽培にチャレンジしてみましょう。
最近は気候の変動を受けて冬野菜の価格が高騰しているため、家庭菜園で食べられる野菜を栽培しておくと食費の節約になります。
節約 冬のポイントは防寒対策にあり
冬場も夏同様に、エアコンを使用するとかなり電気代が高くなります。
また寒さ対策でついつい長風呂してしまいガス代も高くなる傾向にあります。
節約ポイントの1つが水道光熱費の見直しです。
電力を使うエアコンをつける前にまずやっておきたいことが2つあります。
それは「エアコンフィルターの掃除」と「しっかり防寒着を着込む」ことです。
夏の間酷使したエアコンにはホコリや汚れがたくさんついています。
そのまま冬も暖房を使うと、フィルターが目詰まりを起こしているので効率が悪くなってしまい余計な電力を使ってしまい割高になります。
きちんと掃除しておくことで効率がアップし、電気代の節約になります。
そしてエアコンをつける前にまずはネックウォーマーやひざかけなどで防寒しておきましょう。
「ちょっと肌寒いな」程度なら防寒着で十分しのげます。
ポイントは末端である足の先と大きな血管が走っている首元の保温をしっかり行うことです。
エアコンだけではなくストーブなどの暖房器具代金も防寒着を着込むことで節約できます。
夜には湯たんぽの利用もおすすめです。
また冬はあたりが暗くなる時間が他の季節に比べて早いため、照明をつける時間が長くなります。
何気なく使っている照明も、積み重ねればかなりの電気代となります。
照明をできるだけつけなくていいように、料理や掃除などは明るい昼間のうちにすませておきましょう。
夕食の下ごしらえを昼食の準備のついでにしておくと夜に照明を付ける時間と調理時間の節約にもなります。
まとめ
季節ごとにできる節約方法について解説しました。
春夏秋冬それぞれに合った生活費の節約方法があります。
お金を使うだけがレジャーや豊かな暮らしではなく、季節にあった生活をすることで心が豊かになりお金も節約できて一石二鳥です。
ぜひ試してみて下さい。