「ダイエットしたいけどお金の無駄遣いはしたくないから節約はお休みするしかない?」と悩んでいる方はいませんか。
ダイエットと節約は同時に達成することができます。
いったいどんな方法で痩せられるのか、気になりますよね。
この記事ではダイエットと貯金の両方を成功させるための節約方法について解説します。
低カロリーなダイエットレシピもご紹介しますので参考にどうぞ。
◆◆目次◆◆
ダイエットしながら節約を成功させられる理由
そもそもなぜダイエットも節約も同時に成功させることが可能なのでしょうか。
それはダイエットの基本は「食事の見直しと運動」だからです。
「ダイエット用のサプリを買うような余裕はないのにダイエット中に節約できるの?」
「ジムに通うお金がないから節約は無理」
と考えていませんか。
ダイエットをするためにわざわざダイエット向けの商品を購入する必要はありません。
むしろ節約中は外食を控え自炊したり自分で出来る事は自分でやるため絶好のダイエット期間でもあるのです。
節約しながらダイエットできる方法3選
具体的にどのような方法で節約しながらダイエットできるのか、3つのポイントをご紹介します。
自炊しながらレコーディングダイエット
レコーディングダイエットとは「1日に食べたものを紙に書き出して記録するダイエット方法」です。
マイナス55㎏の減量に成功したという人気のダイエット本の著者が紹介したことで話題になったダイエット方法です。
「記録するだけでダイエットできるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
しかしダイエットとは簡単にいうと「1日に消費するカロリー以上のカロリーを摂取しないこと」になります。
「食べただけで痩せる魔法の食べ物」や「これを利用するだけであとはなにもしなくても自然と痩せる」ということはありません。
記録を付けるということは1日の摂取カロリーを厳密に管理するということですからダイエットが成功しやすくなるというわけです。
しかし外食などカロリーが明記していない食べ物を食べたら計算しづらいですよね。
そこでダイエット中は自分で自分が食べるカロリーを管理できる自炊がおすすめになります。
しかも自炊すれば食費の節約にもなります。
「絶食すれば簡単に痩せるじゃないか」と思う人もいるかも知れませんが、健康を害する上にリバウンドしやすいという欠点があります。
健康的に、しかも確実に痩せるためには自炊しながらのレコーディングダイエットが最適です。
地道な運動習慣で代謝アップ
太っている人の多くに共通していえることが「運動することを面倒に感じる」ということです。
歩いて行ける距離でも「めんどうだから」と車やタクシーを使ってみたり、家事の手を抜いてみたりとにかく運動する習慣がありません。
「ダイエットのためのジム通い」となるとますます長続きしないのです。
まずは電車通勤の人は一駅分は歩いてみたり、車によく乗る人は散歩の習慣をつけたりしましょう。
ウォーキングは代謝アップに最適な運動なので、ただ歩くだけでもかなりのカロリーを消費します。
目安は20分以上のウォーキングです。
ただ単に歩いていると飽きる人もいるかもしれませんが、「交通費の節約にもなる」と考えると歩いているだけで色々と得を気分になります。
ストレッチやヨガも代謝アップに効果的で、自宅でもできるのでわざわざジムに通う必要はありません。
長続きさせるのが成功の秘訣
ダイエットも節約にも、すぐには効果が出ません。
少なくとも一ヶ月以上は続ける必要があります。
長続きさせることで節約による貯金額がアップし、ダイエットのリバウンドも起きにくくなります。
しかしただだらだらと取り組むこともゴールが見えず長続きはできません。
メリハリが必要となります。
そのためにも家計簿をつけたり体重の推移を記録して、明確な目標を立てます。
ただし「一ヶ月で5㎏痩せる」「一ヶ月で20万円貯める」などハードな目標をたてると達成できずにモチベーションも下がって途中でやめてしまことも多いです。
現実的で無理のない計画を立てることを心がけましょう。
簡単にできて低カロリーなおすすめダイエットレシピ

豆腐ハンバーグ
【材料】(2人分)
鶏ひき肉 150g
絹ごし豆腐 1/2丁
パン粉 30g
玉ねぎ 1/4個
大根 3㎝
大葉 2枚
ポン酢 好きなだけ
【作り方】
- 玉ねぎをみじん切り、大根はおろしておく
- ボウルに鶏ひき肉、豆腐、パン粉、玉ねぎを入れてよく混ぜ形を整えフライパンで焼く
- 片面を焼いたらひっくり返し、フライパンに水50ccを加えフタを閉めて5分蒸し焼きにする
- 皿に「3」を盛りつけ、大葉と大根おろしをのせ上からポン酢を回しかける
玉ねぎの代わりにみじん切りにしたもやしを、鶏ひき肉の代わりに細かく切った豚細切れ肉を使用してもおいしくできます。
豆腐の力でふっくらと仕上がるのでヘルシーなのにボリュームがありお腹いっぱいになります。
もやしと鶏胸肉の和え物
【材料】(2人分)
もやし 1袋
鶏胸肉 1枚
塩 大さじ2
砂糖 小さじ1
こしょう 少々
酒 大さじ1
【作り方】
- 鶏胸肉は均一の厚みになるように包丁で開き皮をはぎ、一口大に切る
- 鶏胸肉に塩、砂糖、こしょうをまぶして2時間冷蔵庫でなじませる
- フライパンにもやしを並べ、その上に水気を拭き取った鶏胸肉を載せて酒をまわしかけ、フタをして蒸し焼きにする
ポイントは鶏肉の皮をはいでから調理することです。
鶏胸肉に含まれている脂質の多くは皮に含まれているので、皮をはぐことでかなりのカロリーがおさえられます。
またもやしの上に鶏肉を置いてからフタをして調理することで蒸し焼き状態になり、胸肉がぱさつかずしっとりとした食感に仕上がります。
大根と豚肉の煮物
【材料】(2人分)
大根 1/2本
豚こま肉 150g
だし汁 100cc
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
酒 大さじ1/2
【作り方】
- 大根をイチョウ切りにする
- フライパンで豚こま肉を炒め、色が変わったら大根を加えてさらに炒める
- 調味料を加えて5分煮る
豚こまから出る脂で大根を炒めるので余分な油がカットされつつ大根にも肉の脂身のうまさがしみこむので食べ応えのある煮ものになります。
またイチョウ切りにすることで火が通る時間を短縮し、ガス代の節約になります。
野菜たっぷりスープ
【材料】
冷蔵庫に残っている野菜なら何でも(おすすめはキャベツ、大根、きのこ類)
コンソメキューブ
【作り方】
- 野菜を全てサイコロ状に切る
- コンソメで野菜を煮る
料理と呼べるかどうかも謎な簡単さですが、あっさりとした味なのでアレンジがききます。
作り置きしておくと、「仕事で疲れて帰ったら料理をする元気はないから外食で済ませよう」ということにもなりません。
最初はただの野菜スープとして、飽きてきたらトマトの缶詰を加えてミネストローネに、カレー粉を加えればカレー風味になりご飯にかけて食べてもおいしいです。
パスタと合わせるとスープパスタになります。
節約ダイエットは調理方法も工夫しよう
唐揚げや天ぷらなどの揚げ物が大好きという人は多いと思いますが、ご存じの通り揚げ物は太る食べ物の代表格です。
さらにガス代節約という面で見ても揚げ物は家計に優しくありません。
ガス代がかからない調理方法は「炒める>蒸す>煮る>揚げる」となっています。
電子レンジを使って蒸すとさらにガス代は節約できる上、余分な油の摂取も抑えられてダイエットにも最適です。
また料理の最中にもちょっとした運動ができます。
たとえば腹筋に力を入れたり、良い姿勢を心がけるだけでもカロリーを消費する量を上げることができるのです。
料理する時間も節約とダイエットをうまくとりいれていきましょう。
まとめ
節約しながらダイエットを成功させる方法について解説しました。
食費や交通費の節約はダイエットにも有効です。
ダイエットの基本は「食べ過ぎないこと」なので、無駄遣いをはぶいた自炊や買い物などの節約テクニックが活かされるのです。
ただし「何も食べない」という極端なダイエットはリバウンドの原因となりますので、運動も取り入れて健康的に痩せられるようにしましょう。