水道代や電気代を節約できる掃除方法をご紹介!家にあるもので家中ピカピカに

電気代などの光熱費や水道代を節約している生活をしていると、どうしても気になってくるのが「掃除したらせっかく節約した分が無駄にならないのか」という点です。

掃除機をかければ電気代がかかりますし、水を使って掃除すれば水道代がかかります。

また洗剤や掃除道具もそれなりの金額がかかります。

しかし節約も大事ですが、清潔な空間に家を保つことも同じくらい重要ですよね。

この記事では節約しながらもしっかり掃除できる方法についてご紹介します。

床の上にものを放置しない

掃除をする前に身につけておきたい習慣が「床の上にものを置かないこと」です。

いざ掃除をしようとなっても、床の上に物がたくさん置いてあったりいろいろなものが乱雑に置いてあるとどかすことを考えるだけで掃除をする気が失せます。

「さっと掃除が終わらせられる」と思えばこそ、空き時間で掃除に取り組む意欲も湧いてくる者です。

片付けやすい環境作りをしておくことで「気付いたときにさっさとお掃除」の習慣ができます。

床は掃除機をかける前に水拭きする

床掃除には掃除機を使用するというご家庭も多いかもしれませんが、ホコリやダニの死骸など汚れが多い状態で掃除機をかけるとすぐに紙パックに汚れが溜まって頻繁に交換しなければいけなくなるので節約にはなりません。

また掃除機からの排気で床の表面に積もっている目に見えづらい汚れが舞い上がり、空気中に混ざります。

そして掃除機をかけおわると静かにまた床に舞い降りるのでいたちごっこになります。

そこで掃除機をかける前に、固く絞った雑巾でフローリングを拭き掃除しておきましょう。

拭き掃除のあとに掃除機をかけることで掃除の効率が上がり、掃除機にも負担をかけないので無駄な電気の消費をおさえることができます。

洗剤の代わりに重曹・クエン酸・お酢を駆使して掃除する

お風呂汚れ専用、台所専用など洗剤には使用する場所ごとに様々な商品が市販されています。

場所ごとに洗剤を使い分けていたら、かなりの金額が必要になります。

しかし市販の洗剤を購入しなくても、住居の汚れは重曹・クエン酸・お酢の3種類でおとすことができます。

重曹は油汚れや皮脂汚れを落とすのに適しており、食品用を使用すれば口にしても安全なため台所で大活躍します。

また皮脂汚れにも強いので、お風呂の浴槽掃除にもぴったりです。

消臭効果もあるため化学洗剤にありがちな嫌な臭いがないばかりか部屋の臭いを吸着する効果が期待できます。

また壁の掃除にも使用できます。

クエン酸とお酢は石鹸を使用することででるカスに強いです。

殺菌効果もあるためカビに強く、お風呂や洗面台の掃除にぴったりです。

重曹もクエン酸も仕上がりがぴかぴかになりきれいです。

使い方ですが、重曹とクエン酸は水100mlに対して小さじ1を溶かしスプレーボトルに入れて使用します。お酢は酢50mlに対して水100mlで薄めて使用します。

家にあるものを利用する

新たに掃除道具を購入しなくても、家にある者を有効利用して掃除することができます。

どんなものが掃除に有効なのか解説します。

新聞紙

靴の嫌な臭いや窓の汚れは新聞紙を使って掃除することができます。

窓の掃除に新聞紙を使う場合、まずは水でぬらした新聞紙で窓を拭きます。

汚れが落ちたら乾いた新聞紙でもう一度窓を拭くと、キレイに仕上がります。

洗剤などを使わないので子供のお手伝いにもぴったりですが、高いところにある窓の掃除は転落のおそれがありますので大人が行うようにしましょう。

米のとぎ汁

フローリングにワックスをかけていますか?

小さな子どもがいる家庭では「子供が床をなめることもあるからできるだけワックスを使用したくない」という声もあるかとおもいます。

そんな場合は、米のとぎ汁で床ふきがおすすめです。

お米を研いだときにでる米のとぎ汁で雑巾を絞り、そのまま雑巾で床を拭くだけでワックス効果があります。

ラップ

台所のタイルの間に染みこんだ脂汚れには重曹水を、浴室のドアのパッキンなどにこびりついたカビなどはクエン酸水を塗布し上からラップをかけて時間をおくと汚れが浮かんでくるので少ない水でしっかり掃除できます。

また重曹スプレーを使用するだけではなく、重曹を少量の水で溶いてペースト状にしたものを使わなくなった歯ブラシにつけて磨いても汚れがよく落ちます。

台所用洗剤

臭いが気になりやすい場所といえばトイレです。

実に様々なトイレ用の洗剤やお掃除グッズが販売されていますが、特別なものがなくても掃除はできます。

トイレの床は台所で食器洗いに使用している中性洗剤できれいにできます。

ビニール張りの床の場合は直接中性洗剤をかけて掃除できます。

フローリングの場合は薄めた中性洗剤を含ませた雑巾でふいたあとに乾いた雑巾でから拭きしましょう。

ミカンとレモンの皮

ミカンの皮とレモンの皮にはそれぞれ油汚れを分解する成分が含まれています。

レモンの皮はそのまま台所でガスコンロの油汚れや電子レンジ内部にこすりつけ最後に台ふきでから拭きしておきましょう。

ミカンの皮は水と共に鍋で沸かし、冷ましてから雑巾に含ませて床掃除に使えます。

汚れが落ちる上にワックス効果も期待できます。

100均で購入するべき掃除道具

「どうしても家にあるものだけでは落ちない汚れがある」という場合は100円ショップで購入できるものでも掃除ができます。

いったいどんな商品が掃除に役立ってコストパフォーマンスが良いのか、おすすめ商品をご紹介します。

メラミンスポンジ

メラミンスポンジはメラミン樹脂を加工して作られるもので、水にぬらして汚れをこするだけで落とすことができます。

洗面台や台所など水回りの掃除に適しています。

特に風呂場の鏡にできやすいウロコ汚れが驚くほどキレイに落ちます。

使う水はほんの少量なので、水道代を節約しながら水回りをきれいにすることができるのでおすすめです。

スプレーボトル

植物の水やりに使用するようなスプレーボトルは、重曹水やクエン酸水をつめて掃除に使用するのにちょうどいいです。

大量に作らずに、ちょっとずつ作り足しておいたほうが使いやすいです。

マイクロファイバークロス

ふつうの雑巾よりも汚れを吸着しやすく、水を含まなくてもほこりとりに効果を発揮します。

さらに重曹水などを組み合わせることで頑固な汚れにも対応できます。

購入する場合は薄めのマイクロファイバークロスよりも厚みのあるものの方が掃除に適しています。

まとめ

光熱費を消費しなくてもできる掃除方法についてご紹介しました。

家電を利用した掃除は便利ではあるものの、細かな仕上げは結局人間がやることになります。

「大掃除の時にまとめてやろう」と思っていると汚れはしつこくなり、光熱費も余計にかかってしまいます。

こまめに掃除をする習慣をつけておくとそれだけで節約になります。

ぜひお試し下さい。