家具・家電を節約するために知っておきたいこと

家具・家電は生活する上で必要なものですが、買い方や使い方次第ではかなりの手痛い出費となる可能性もあるためそろえるのに注意が必要なものです。

そこでこの記事では、家具・家電にかかる費用を節約するために知っておくと役立つ情報をご紹介します。

ポイントを抑えた節約方法で、無駄遣いを減らしましょう。

そもそも不要な家具・家電をもたない

節約生活の大敵が「無駄遣い」です。

節約したかったらまずは断捨離をしたほうがいいくらい、私たちの生活には気がつかないうちに不要なものであふれかえっているのです。

家具や家電も同じです。まずは購入するときに「本当に必要か」「使う頻度はどれくらいなのか」を考慮する必要があります。

しかも自治体によって値段や価格は異なりますが、最近では大型の家具や家電は処分するのにもお金がかかります。

「気に入って買った家具だけどインテリアに合わなくて、捨てたらさらにお金がかかった」という状況に陥るのはできるかぎり避けたいですよね。

つまり究極の家具・家電節約術とは「不要な家具・家電をそもそも購入しないこと」といえます。

家具や家電が少ないと掃除もラクになるので、お金だけでは泣く家事にかける時間の節約にもなります。

一人暮らしに必要な家具・家電【これだけあれば生活できる】

特に初めて一人暮らしする人に多い失敗が、「憧れていた家具・家電を無秩序に購入した結果、テイストが統一されずカオスな雰囲気になった」「引っ越しの時に処分費用がかかって大変だった」などです。

まずは一人暮らし経験者の口コミから、「購入しない方が良かった家具・家電」をご紹介します。

その理由についても併せて知っておくことで、家具・家電選びの参考にして下さい。

ベッド

フレームのしっかりしたベッドやマットレスは引っ越しの時に処分に困るものの代表です。

学生さんなど、卒業後に別の場所に引っ越すことが分かっている人の場合はベッドではなく布団のほうが何かと便利です。

「引っ越しの時にもベッドはもっていくから必要」と思う人もいるかもしれませんが、結婚などライフスタイルの変化に合わせて寝具も変わるものなので、単身世帯でベッドを購入するのはよく考えた方がよさそうです。

ソファ

お洒落なインテリア雑誌にはソファがある生活が掲載されているので憧れがちですが、ベッドと同じく引っ越しの時に困る大型家具です。

特に大学生の場合は、座椅子の方が役立つという意見も多く見られました。

手軽に移動できて折りたためば邪魔にならないので色々な部屋で活用できます。

本棚

学生さんや本をたくさん読む人は「本棚は絶対必要な家具」と考えることが多いようです。

価格も安めなので購入しやすいですが、やはりベッドと同じように大きさがあるので引っ越しの時に困ります。

さらに賃貸物件の場合、本棚に詰めた本の重みで床がたわむこともあり退去時に思わぬトラブルのもとになることもあります。

本棚よりも多目的棚を購入した方が役にたつことが多いです。

TV

一人暮らしの場合、特に学生だと意外と家の中にいません。

そのため立派なTVを購入してもほとんど見ないという人も多いです。

最近ではTVよりもパソコンやスマホで動画を見るという人の方が増えていますので、一人暮らしの最初からTVを用意せずにしばらくはテレビ無しで生活してみましょう。

「ないと不便だな」と感じたらその時になって購入しても遅くはありません。

TVがなければテレビ台も購入しなくて済みますので節約にはちょうど良いです。

DIYで家具をリメイクする

どうしても欲しい家具がある場合、中古品で購入したりDIYで自分で作るというのも1つの手段です。

棚であれば、ホームセンターでカットもできますので比較的簡単に作ることができます。

また「イチから家具を作るのが難しい」という人は中古で安く手に入れた家具の色を塗り替えてみたりすることで、自分好みの家具を節約して手に入れることができます。

おすすめの方法は「ワトコオイル」で家具をリメイクすることです。

塗り重ねていくことでだんだんと色が濃くなり、自分の好みの色に仕上げることができます。

明るい色調の家具でもワトコオイルを塗ると、量産品の家具がアンティーク調に早変わりする上に汚れや少々の傷なら隠すことができますのでおすすめです。

家具・家電のレンタルは節約になる?

短期間だけ本来の住まい以外に移ることになった仮住まい中の人やあまり長くない短期転勤の人、進学で一人暮らしを始める人などに人気があるのが家具・家電のレンタルです。

引っ越しの初期費用を抑えられる上、次の住まいに移動する際の家具の処分費用などが必要ないので節約に最適です。

ただしレンタル品は中古であることが多く、デザインも選べないことが多いです。

さらに長期間のレンタルになると購入した方が安くなる場合もあります。

ただしデザインに関しては、特定のブランドで揃えたり高級品を専門にレンタルとして用意している会社もあります。

また修理や交換なども対応してくれる会社もありますので、選び方次第では家具や家電のレンタルは賢い選択です。

人気のレンタル家具はベッド(フレームとマットレス含む)や寝具、ダイニングセットなどのテーブルや椅子です。

家電のレンタルは冷蔵庫・洗濯機・電子レンジのセットが人気です。

またこれ以外にも石油ファンヒーターなどの季節ものの家電類のレンタルもあります。

インターネットから見積もりを出すこともできますので、家具・家電を購入する場合の費用と比較してみるのがおすすめです。

まとめ

家具・家電にかかる費用を節約するための方法についてご紹介しました。

まず家具・家電を購入するときは必要最小限におさえて後悔のないモノ選びを心がけることが重要です。

捨てるときのことまで考えて購入しなければとんでもない出費になってしまいます。

雑誌で見かけるようなおしゃれなインテリアもモノをぎゅうぎゅうに詰め込んではいませんよね。

本当に必要なものだけを選ぶことで、すっきりとした素敵なインテリアにすることができます。

一人暮らしや一時的に仮住まいに移る人はレンタルも活用してかしこく家具・家電代金を節約しましょう。