「今月の家計がかなりピンチ」「給料日まであと一週間をなんとか手持ちの金額で乗り切りたい」という時、真っ先に切り詰めることになるのが食費という人は多いのではないでしょうか。
外食するだけのお金もない場合、自炊で食費を節約するしかありません。
でも可能であれば美味しくて満足できて、さらに簡単であってほしいものです。
この記事では一食200円以下なのに簡単でおいしく作れる節約レシピをご紹介します。
参考にどうぞ。
節約レシピにおすすめの食材はこれだ
「とりあえず食費を安く抑えることができて、簡単に調理できる食材は何がある?」と悩んだら、次の食材をぜひそろえてみて下さい。
そのまま食べることも他の食材と合わせることもできて、単価も安くて節約レシピには欠かせない食べ物ばかりです。
- もやし
- キャベツ
- 卵
- こんにゃく
- 豆腐
- 厚揚げ
- 玉ねぎ
- 豚こま
- うどん
具体的にどのように調理すれば一食200円以下におさえられるのかレシピをご紹介します。
とん平焼き
【材料】(2人分)
卵 2個
キャベツ 1/4カット
もやし 1袋
にら 1/3袋
豚こま 50g
【作り方】
- キャベツは千切り、にらはざく切りにする
- キャベツ、にら、もらし、豚こまを炒める
- 溶いた卵で「2」を包む
- 仕上げに好みでお好み焼きソースやマヨネーズをかける
とん平焼きはボリュームがあるのに野菜たっぷりで栄養もある節約レシピです。
大人から子供まで好きな味付けなので誰が相手でも作ることができます。
またもやしと豚こまの相性が良く、豚肉の脂身をしっかり吸うのでお肉の味がして満足感があります。
豆腐丼
【材料】(2人分)
木綿豆腐 1丁
ごま油 大さじ1/2
のり 好きなだけ
ごま 好きなだけ
ご飯 茶碗2杯分
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
酒 大さじ1
【作り方】
- 木綿豆腐を水切りする
- フライパンでごま油をあたため、「1」の木綿豆腐を木べらで細かくつぶしながら炒める
- の水分がよく飛んだら酒、みりん、しょうゆの順で加える
- ごはんの上に「3」をもりつけ、のりとごまを散らす
しっかり水分を飛ばした豆腐でそぼろご飯のように仕上がります。
水切りが面倒な場合は、電子レンジで2分ほど加熱するとほどよく水気が抜けます。
こんにゃくと大根の炒め煮

【材料】(2人分)
こんにゃく 1パック
大根 1/2本
さとう 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
サラダ油 少々
七味唐辛子 好みに合わせて
【作り方】
- こんにゃくに薄く格子状の切り目を入れてサイコロ状に切る
- 大根は一口大に乱切りにする
- フライパンにサラダ油を引いてこんにゃくと大根を炒める
- 調味料を加えて汁気がなくなるまで炒める
- 器に盛りつけ七味唐辛子を好みでふりかける
こんにゃくの表面に薄く切り目を入れることで味が染みこみやすくなり、ご飯のお供にもなります。
もっとパンチの効いた味にしたい場合はにんにくをくわえても食べ応えがあります。
キャベツのアンチョビ炒め
【材料】
キャベツ 1/4カット
アンチョビの缶詰 1缶
にんにく 1かけ
【作り方】
- キャベツをざく切りにする
- 汁ごとアンチョビの缶詰の中身をフライパンにあけ、にんにくとキャベツを炒める
そのまま食べても美味しいですが、パスタと和えても美味しく食べられます。
アンチョビの缶詰は100円ショップでも取り扱いがありますので常備しておくと、加熱するだけでもご飯のお供にも酒のおつまみにもなるのでとても便利です。
お麩丼
【材料】(1人分)
車麩 2枚
玉ねぎ 1/4個
だし汁 100cc
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1/2
卵 一個
ご飯 お茶碗一杯分
【作り方】
- 車麩は水でもどす
- 玉ねぎを薄切りにする
- 玉ねぎをフライパンで炒め、調味料を加える
- に水気を絞った車麩を加え、5分煮る
- 溶いた卵を「4」にゆっくりまわし入れ、好みの卵の火加減に仕上げる
乾物のお麩を使った簡単丼です。
もっちりとした食感のお麩がポイントです。
しっかりだし汁を染みこませるためにも、お麩の水切りをきちんと行っておくのがポイントです。
肉巻き玉ねぎ
【材料】(2人分)
豚バラ肉 4枚
玉ねぎ(小) 4個
にんにく 1かけ
塩 少々
【作り方】
- 玉ねぎの皮をむき、上下を切り落とす
- 玉ねぎ一個を豚バラ肉1枚でしっかりと包む
- にんにくをみじん切りにする
- 炊飯器に「2」「3」と塩、材料が全てかぶる程度の水を入れ炊飯する
「がっつりお肉が食べたい」という気持ちを満たしてくれるのがこちらのメニューです。
玉ねぎに豚バラ肉を巻き付けるときはおにぎりを握るようにしっかりとてのひらで包み込んで巻いて下さい。
手のひらを使うことで豚肉の脂身が溶け、しっかりと玉ねぎに巻き付きます。
通常の炊飯機能でもしっかり玉ねぎに火が通りますが、「煮込み機能」など炊飯器に調理メニューがついた機種を使用している人は煮込みメニューを選んでも良いでしょう。
ナイフとフォークで切り分けて食べるのでしっかりお肉を食べている気分になります。
まとめ
安く作れるのに簡単で美味しい節約メニューをご紹介しました。
もやしやキャベツなど、安いのにボリューム満点な食材は調理方法によって飽きることなく食べることができます。
困ったときにはぜひチャレンジしてみて下さい。