英会話教室に3年2カ月通い、100万円以上もの学費をつぎ込んだ結果

「あー、うー、いや、あの~、、、イエス、メイビー、、、」

あの時のことは今でも忘れられません。

留学初日、後に友達となるタイ人の女の子から英語で話しかけられました。

たぶん、「あなたのクラスはどこ?私と同じかな?」みたいなことを聞かれたと思います。

決して難しい質問ではないし、オーストラリアの大学を卒業したという彼女の英語は、タイ人独特のなまりもなく聞き取りやすかったはず。

それなのに、英会話教室に3年2カ月も通った私の口から出た英語は、「yes, maybe,,,」だけ。。。

恥ずかしいやら情けないやら、仕事で取り返しのつかないミスをしていたことに気付いた時のように、サーっと血の気が引いていく感じがしました。

でも、その子はとても優しかった。

「Thank you! Nice to meet you!」と笑顔で答え、私の隣の席に座ってくれたんです。




英会話教室に通うことに決めた理由

冬の金沢城公園。日本海側の冬は暗い。

冬の金沢城公園。日本海側の冬は暗い。

大学卒業後、そこそこ大きな電機メーカーに就職した私の最初の勤務地は、石川県金沢市にある北陸営業所でした。

福岡出身、大学時代は横浜で過ごした私にとって、金沢は縁もゆかりもない場所。

友達はもちろんゼロ。

それでも最初は、一人で兼六園や茶屋街を観光したり、富山や福井にも行ってみたりと、新しい土地をそれなりに楽しんでいました。

しかし、3カ月もすると行くところもなくなり、仕事も忙しくなって、会社と家を往復するだけの毎日に。。。

「友達が欲しい。。。かわいい彼女がいたらなぁ。。。」

孤独に耐えられなくなった私は、英会話教室に通うことに決めました。

「海外駐在員になりたい」と思っていたこともあり、会社での評価も上がるだろうという下心もありました。

いや、逆か。

「海外駐在員になりたい」が表向きで、「彼女が欲しい」が下心か。

入学金や教材代も合わせると、英会話教室の学費は1年で30万円を超えます。

社会人1年目にとっては、とても大きな金額です。

でも、これで英語が話せるようになって、友達もできて、あわよくば彼女もできて、海外駐在してウェイできるなら安い。

将来への投資と思って、月々3万円の12回払いで申し込むことにしました。



英会話教室に通っても英語が上達しない理由

英会話教室の先生や友達とボーリング。こういう時は英語が話せる。

英会話教室の先生や友達とボーリング。こういう時は英語が話せる。

正直、レッスンは微妙というか、これで上達するとはとても思えない内容でした。

それもそのはず。先生はネイティブってだけで、教育の専門知識があるわけではありません。

もちろんそれなりに研修などは受けているんでしょうが、大学の教育学部で勉強して、教育実習を経てなれる先生とは違う。

ネイティブと話す場所が与えられる。ただそれだけ。

実際、その英会話教室に通って、英語がペラペラになった人など一人もいなかったように思います。

もちろん、英語が話せる生徒もいましたし、上級者向けのクラスもあります。

でもたいていは、学生の頃に留学してたとか、子供の頃に海外に住んでたとか、元々英語を話せる人たち。

初級クラスから始めて、上級クラスまで上がる生徒なんて、たぶん一人もいないんじゃないかな。
 

ただ、教材はとても良かったと思います。

特にシャドウイングの教材が良くて、通勤中や営業先へ向かう車の中でひたすら練習していました。

そのおかげで耳はよくなり、相手が何を言っているかはだいたい理解できるように。

スピーキングも、お酒が入るとそれなりに会話できるぐらいには上達しました。

ちなみに、「酔うと英語が話せる」と感じている方は多いでしょうが、これは英語に対する苦手意識がなくなるからだと思ってます。

「自分の下手な英語が恥ずかしい」
「間違ってたらどうしよう」
「この言い方で合ってるかな」

こんなことを考えてしまい、英語を口から出せない。

私は、英会話教室に3年2カ月通っても、苦手意識がなくなることはありませんでした。

というか、「英語を話せないのは苦手意識によるもの」なんて考えすらなかった。

「自分の努力が足りないだけ」

ずっとそう思っていたんです。



英会話教室での出会いは本当にあるのか?

新婚旅行でラスベガスへ。二人の英語は全く役に立たなかった(笑)

新婚旅行でラスベガスへ。二人の英語は全く役に立たなかった(笑)

「英会話教室に通っても、英語は上達しない」

薄々気付いてはいたんですが、やめようという気持ちは少しもありませんでした。

なぜなら、英会話教室がとても楽しかったからです。
 

私が通っていた英会話教室では、定期的にパーティーが開催されていました。

新しい先生が来た時には「Welcome Party」、今いる先生が去る時には「Farewell Party」。

ハロウィンやクリスマスなどにもイベントが企画されていました。

先生の入れ替わりも多く(レッスンの質が悪い原因の一つ?)、2カ月に1回ぐらいは何かしらイベントがあったと思います。

金沢に友達が一人もいなかった私にとって、英会話教室のパーティーは唯一の楽しみでした。

少しずつ友達もでき、英会話教室以外の場所でも飲みに行ったり、バーベキューしたり。

後に妻となる彼女とも出会い、とても充実した社会人生活を送れるようになっていきました。
 

ここで、英会話教室での出会いについて話すと、これは結構あります。

私自身、英会話教室での出会いから結婚に至ったわけですが、40代でスピード結婚したカップルもいます。

今でもたまに連絡を取っていますが、子供も産まれてとても幸せそう。

ただ、チャラチャラした人も多いので注意。

ここでいうチャラチャラした人とはナンパ師とかではなく、定職に就いていないとか、ただ外国人と付き合いたいだけの人とか。

意外と、私のような普通の会社員が少なかったです。

また、高スペックな男性と出会いたいなら、英会話教室はおすすめしません。

例えば、世界中を飛び回っているような商社マンは、英会話教室に通う理由がないですよね。

彼らは日常的に英語を使っているので、日本語に飢えています。

「陶芸教室に行ったら社長が多かった」という話も聞いたことがあるので、高スペックな男性を求めるなら、もっと日本の伝統的な習い事を始めてみてはどうでしょうか。

いずれにしても、英会話教室での出会いはあります。

私が通っていた教室は、男女比もちょうど半々ぐらいで、ガツガツした人がいなくて健全でした。

外での居場所を作りたい方におすすめです。



英会話教室に3年2カ月通った結果

私に話しかけてくれたタイ人。後にバンコクで再会する。

結局、英会話教室には3年と2カ月通いました。

つぎ込んだ学費は100万円以上。TOEICのスコアは、450から580に上がりました。

はい、3年2カ月、100万円以上の時間とお金をかけて、TOEICのスコアが130しか伸びなかったんです。

でも、当時はそれで満足していました。

英語学習なんてそんなもんだと思っていたし、そこそこ話せるようになったと思ってた。

冒頭の通り、実際の英会話力は、「あー、うー、いや、あの~、、、イエス、メイビー、、、」だったのに!
 

それでも、TOEICのスコアにかかわらず、社内での私に対する評価はいつの間にか上がっていました。

私生活が充実したことで、「平日は早く飲みに行きたい」「休日は思いっきり遊びたい」という気持ちから、自然と仕事が早くなり、営業成績も上がっていたんです。

そしてついに、海外駐在の辞令が出ました。

私の人生の中で、2番目に嬉しかった出来事。

赴任先は中国上海。英語圏ではありませんが、憧れの海外営業への第一歩ということでワクワク感が半端なかった。

しかも、最初の数カ月は中国語の学習のため、現地の大学に留学生として通えるという。

会社から給料をもらいながら、留学生ですよ?ヤバくないですか?

英会話教室に100万円以上を投資したリターンは、とてつもなく大きかった。



英語を話せる人と話せない人の違い

ドイツ人のクラスメート宅にて。日本人・スペイン人・フランス人・タイ人が集まる。

留学先は、上海の街中にある華東師範大学という大学でした。

中国語初級クラスで、日本人が私を含めて5人、私に話しかけてくれたタイ人の女の子と、ドイツ人、スペイン人、イタリア人ロシア人、カザフスタン人、フランス人、オランダ人と、初めて会う国の人々ばかり。

日本人以外は、中国人の先生も含めて全員英語がペラペラ!

日本人も、2人はアメリカへの留学経験があり、英語を話してました。

私はというと、「3年2カ月も英会話教室に通ってました」なんてとても言えなかった。。。
 

でも、私は留学して間もなく、あることに気付きました。

「ペラペラ話してるけど、実は結構いい加減な英語だな」と。

みんな英語を話せるけど、そういえばネイティブは1人もいない。

ドイツ人にとってもスペイン人にとっても、英語は第二外国語なのだ。

だからそんなに難しい単語は使わないし、文法とか時制とか割と適当。

「相手も適当に話してるんだ」と思うと、だいぶ気が楽になりました。
 

英語を話せる人は、「現在完了形なのか、過去形なのか」とかいちいち考えていません。

中学生で習う単語だけでも十分会話できるし、接続詞なんて「And」「So」「Then」ぐらいでOK。

英語を話せる人と話せない人の一番大きな違いは、「英語に対する苦手意識があるかないか」だと思いました。

苦手意識をなくすことができれば、短期間で英語を話せるようになることも全然可能だと思います。



英語学習を始める前に受けておきたい無料レッスン

英会話学校は楽しかったけど、おすすめはしない。

もしあなたが、「純粋に英語を勉強したい」と思って英会話学校を考えているのなら、私は全力で止めたい。

今はスマホで、無料で英語を学べる時代。

英会話教室に何年も通って、私のように100万円以上ものお金をかける必要はないんです。

それに、英語に対する苦手意識がなくならないことには、いくら勉強しても話せるようにはなりません。

では、その苦手意識をどうやってなくせばいいのか?

最近見つけたおすすめの動画が、「おうちホームステイ」の無料レッスン。

この動画を見た人と見てない人とでは、英語力が伸びるスピードが全然違うと思うんです。

メールアドレスの登録が必要ですが、別に変なメールも来ないので安心。

とりあえず無料で見られるので、英語学習を始める前にぜひ一度受けてみてください。

「あの頃にこんな教材があったら、、、」

上海での留学生活ももっと楽しめたんじゃないかと思うと悔しい。

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