新たな人生の始まりを象徴する結婚式に「こんなことがしてみたい」「ドレスはこれを着たい」と希望を抱いている人も多いかと思います。
しかし現実には、結婚式にはかなりの金額がかかります。
節約するべき所はしめていかなければ、あっという間に予算オーバーになります。
そこでおすすめしたいのが「DIYウェディング」です。
材料だけで済むので、ウェディング会社の提供するプランよりもぐっと値段を抑えた上で個性的な結婚式にすることができます。
この記事ではそんな究極の結婚式節約術である「DIYウェディング」の使えるアイデアをご紹介します。
参考にどうぞ。
◆◆目次◆◆
DIYウエディングとはできる限り自分で作る結婚式
そもそもDIYウェディングとは、「自分で手作りしたアイテムを利用した結婚式」を指します。
「DIY」とは「Do it Yourself」の頭文字を取った言葉で、手作り全般を指します。
「DIYといえばホームセンター」と考える人が多いのは、まさしくホームセンターには様々なものを手作りするための材料がそろったお店だからです。
DIYウェディングのメリットといえば、なんといっても「結婚式にかかる費用の節約」ですが、それ以外にも
「結婚式の準備の段階から楽しむことができる」
「世界で1つだけの結婚式を作ることができる」
「出席者に感動してもらえる」
などがあります。
デメリットといえば「時間がかかる」という点ですが、準備のための時間でさえ楽しむことができるので何か1つでもチャレンジしてみることをおすすめします。
準備している最中は大変でも、結婚式の後には良い思い出に変わります。
具体的にはどのようなウェディングアイテムの手作りがおすすめなのか5点、ご紹介していきます。
DIYウエディングのアイデア①ペーパー類は自分で手作り
最もDIY率が高いのが招待状や席札といったいわゆる「ペーパー類」の手作りです。
最近ではパソコンを利用すれば気軽に作れるということもあって、「あまり手先が器用ではないから不安」という人でもチャレンジできます。
招待状は結婚のお知らせと結婚披露宴への招待案内で、挨拶状や会場への案内図、出欠確認のハガキなどを同封します。
完全オリジナルで作ることもできますが、デザインは自分で考えて印刷は業者にやってもらうという方法もあります。
席札はテーブルにおく招待客の名前カードです。
当日に着るドレスの色と合わせた色紙やリボンを添えるだけでも統一感が出て素敵な結婚式会場を作り上げることができます。
作るのは簡単ではありますが、招待人数によってはかなりの作業量となります。
時間のあるときにコツコツと作っていくのがポイントです。
DIYウエディングのアイデア②ウェルカムボード&ドール
会場で招待客を出迎えるウェルカムボードやウェルカムドールも手作りしやすいアイテムです。
ウェルカムボードはイラストが得意な人は自分で描いた絵を飾るといいでしょう。
「絵を描くのが苦手」という人は、黒板にレタリングした新郎新婦の名前を書いてCafe風に飾りだけでもお洒落です。
また100円ショップなどで項にゅできる額縁に好きな色をスプレーし、プリントアウトした紙をはめておくだけでもオリジナルのウェルカムボードができあがります。
「文字を書くのも苦手」という人にオススメしたいのは、コルクボードに二人の思い出の写真を貼って作るウェルカムボードです。
麻ひもに木製クリップでガーランドのように写真をとめていくのも素敵です。
これらのコルクボードや木製クリップも100円ショップで購入できます。
100均には他にもウェディングアイテムに大活躍する材料が揃っており、新郎新婦のイニシャルの木の飾りをそのまま並べたり、造化や貝殻などでデコレーションして飾っても目立ちます。
ウェルカムドールは市販の人形にウェディングドレスを着せたり、当日着るドレスの同じ色のリボンをつけておくだけでも世界で1つだけのアイテムになります。
DIYウエディングのアイデア③ブーケ、ブートニア

結婚式といえば「花」が欠かせません。
そしてお金がかかるポイントでもあります。
高砂の花婿・花嫁の席に飾る花や壁に飾る花、ゲストの席に飾る花のアレンジはもちろん受付やトイレに飾る花まで細かく値段設定がされており、これだけで相当の出費となります。
結婚式の費用を節約するためにはどこにどんな花を飾るのかは厳選する必要があります。
フラワーアレンジメントができる人なら、いっそのこと自前でやるという方法もあります。
「大きな花のアレンジはできない」という人にオススメのDIYがブーケ&ブートニアです。
結婚式で花嫁が手にしているお花がブーケ、花婿のポケットにさしている花がブートニアです。
お花の種類や色をそろえて「2人だけのためのオリジナルウエディングアイテム」が作れます。
生花で作るのは大変ですので、ブリザーブドフラワーや造花を使うのがおすすめです。
また海外のウェディングで最近話題になっているのが「ジャイアントペーパーフラワー」で、様々な花を寄せ集めて作るアレンジメントではなく、大きな花を1本、ペーパーフラワーで作成して持つというもの。
アレンジに自信がないという人も1本だけなら悩むことはありませんし、何よりゲストの度肝を抜いて思い出に残るブーケとなります。
これらのお花のアイテムは自分で作る分、かかるのは材料だけです。
そのためかなりの金額を節約することができます。
またブライズメイドを頼む場合は、リストレットも花嫁のドレスのカラーに合わせて作っておくと一体感が出て素敵です。
DIYウエディングのアイデア④映像作品
花嫁・花婿の入退場のときやお色直しの時間を使って二人のなれそめや結婚式当日の様子などをDVDに編集して流すという余興がありますよね。
これらの映像をプロにお願いするとそれなりの費用がかかります。
しかしウエディングに使える映像編集ソフトが9000円前後で市販されていますので、パソコンを扱える人なら自分で映像を編集した方が安くつきます。
実際に手作り映像作品を自分たちの結婚式で流したという人たちを見てみると、花婿が作るパターンが多いようです。
花嫁だけがDIYウェディングにチャレンジするのではなく、二人の結婚式ですからお互いがそれぞれの得意分野で頑張って手作り結婚式を作り上げるなんて素敵ですよね。
DIYウエディングのアイデア⑤アクセサリーを手作り
ハンドメイドが得意な人はウエディングドレスでさえ手作りしますが、そこまで手先が器用ではないという人はアクセサリーの手作りがおすすめです。
手作りキットがたくさんありますので、ドレスに合ったものを選んで作るだけでOKです。
素材もビーズや造化など好きなものを選べます。
手芸用品店や素材屋でも手に入りますが、100円ショップでも手に入ります。
その他にも簡単に作れるウエディングアイテムの作り方や型紙が「ゼクシィ」のサイトからダウンロードできるので参考にどうぞ。
参考URL:https://zexy.net/contents/itembridge/diy/
まとめ
結婚式で節約を考えている人におすすめのDIYウエディングについてご紹介しました。
結婚式にかかる費用を節約するために泣く泣くいろんなことを諦めるしかない、という人はいっそのこと手作りしてみることをおすすめします。
かかる費用は材料費だけなのでかなりの金額を節約できます。
しかも手作りウエディングアイテムがひとつあるだけで世界に1つのオリジナルな結婚式を演出できます。
ただし準備にはそれなりの時間を必要としますので、コツコツと空いた時間を見つけて取り組んでいきましょう。