水道代節約に役立つ情報4選!今すぐ試せる節水方法をご紹介

家族4人の家庭で一ヶ月に使用する水道代の全国平均は約6000円です。

「うちはもっとかかっている」という方や、「もっと減らせるはず」と思っている方、水道代の節約方法をご存じですか?

この記事では水道代節約に役立つ、知っておきたい水道料金や節水にまつわる情報を4点ご紹介します。

すぐに試せる節約術ばかりですので、ぜひ今日から実践してみて下さい。

水道代の基礎知識を知っておこう

東京都水道局の発表によると、私たちは毎日一人あたり約220リットルもの水を消費しているとされています。

よく見かける500mlのペットボトルで換算すると約440本分にもなる水を毎日使っていると考えると、かなりの量ですよね。

一体何にそこまで水を使っているのかというと、まずトイレに28%の水が消費されています。

次にお風呂が24%、そして台所は23%です。残りは洗濯で15%使用しているほか、洗面台で手を洗ったり歯を磨いたりなど細々としたことに使用されています。

つまり水道代を大きく節約できる場所はトイレ、お風呂、台所といえるわけです。

具体的にどのような節約術があるのかご紹介して参ります。

トイレでの節水は使い分けが肝心

まず最も家の中で水を使っている場所であるトイレの節水方法について解説します。

水洗トイレには「大」と「小」の表示があるかと思いますが、使い分けていますか?

「たくさん水を流した方が早くキレイになるだろう」と考えて全て一律に「大」を使っていませんか?

トイレに使用する水の量はメーカーごとに設定量が異なりますが、「大」と「小」では約2リットルほどの違いがあります。

いつも「大」だけを使っているという人が「小」に変えるだけで、1回のトイレ使用につき2リットルも節約できることになります。

市販されているトイレ専用の節水栓を使用するのもおすすめです。

一時期「トイレのタンクに水を詰めたペットボトルやレンガを入れて節水」という方法が流行りましたが、タンクにものを入れると破損する恐れがあるのでやめましょう。

また温水便座をつけているという家庭も増えていますが、最新機能のトイレは旧式のもの比べて節水機能がアップしています。

そのため古い便器を使用している家庭では便座の取り替えがおすすめです。

ただし電気代を使用しますので、家族が寝静まっている時間帯は電源プラグごと抜いてしまうなどの節電対策が必要になります。

お風呂での節水方法

トイレの次に水を使用するのがお風呂です。

シャワー派と湯船にきちんとつかる派がいるかと思いますが、シャワーは1分間に12リットルの水を使用します。

そのためいつも16分以上はシャワーを浴びるという人や家族が多い家庭では浴槽にお湯を張った方が節水になります。

節水タイプのシャワーヘッドに交換するのも効果的です。

またお風呂によっては自動お湯張り機能がありますが、そうでない家庭でお湯をためすぎてしまうともったいないですよね。

浴槽にお湯を張るとき適量の水位でそれ以上お湯が出ないようにしてくれる便利グッズやタイマーを使用するなどして、お湯の出し過ぎに注意しましょう。

浴槽にお湯を張る場合は、浴槽に浮かべてお湯の温度を一定に保つカバーを使用すると再度お湯を沸かさなくてすむので便利です。

アルミ製のお風呂保温シートや浴槽にかけるカバーなどがあります。

その他にも、お風呂の残り湯を洗濯に使用するという方法もあります。

「お風呂の残り湯を洗濯に使用するのは汚れが心配」という人は、お風呂のお湯の汚れを浮かべるだけで取り除いてくれる「SUPERアカパックン」などのグッズがおすすめです。

船舶事故のときに流れ出た原油を回収する目的で使用される特殊繊維と同じ材料で作られているグッズです。

浴槽の湯垢がなくなるので洗濯に使用してもイヤな臭いがしなくなります。

台所の節水

台所では調理や食器類の洗浄に水を使用します。

一度に出る水の量を調整してくれる、水道の蛇口にとりつける節水コマがあると便利です。

また食器を洗うときは大きめのボウルなどに水を張って食器をつける「ため洗い」をすると流す水の量を少なくすることができます。

食器洗いに使用するスポンジも、なかなか汚れが落ちにくいものだと余計に水を使用しますのでメラミンスポンジなど汚れが落ちやすいものを使用すると節水になります。

その他にも洗い物の数が多い場合は食器洗い乾燥機の導入もおすすめです。

初期費用にそれなりの金額がかかりますが、食器洗いに使用する水の量は手洗いの場合に比べると約1/10です。

長い目で見ると食器洗い乾燥機の方が節水できる分お得ということになります。

まとめ

水道代節約のために知っておきたい情報をご紹介しました。

便利グッズを活用するのも良いですが、トイレやお風呂の使い方、食器の洗い方などちょっとしたことを見直すだけで水道代の節約になります。

「水道光熱費の維持費がかかって困っている」という方はぜひ今日から試してみて下さい。