ガソリン代の値段変動に一喜一憂している方、多いのではないでしょうか。
通勤・通学や買い物などになくてはならないという家庭にとっては月々のガソリン代の節約は頭が痛い問題ですよね。
そこでこの記事では今日からすぐにでも実践できる、ガソリン代を節約できる燃費アップの方法について4点ご紹介します。
さっそく車を所有している人は試してみて下さい。
◆◆目次◆◆
ガソリンは満タンにしない方が燃費がいい
「こまめに給油するのは面倒だからギリギリまでガソリンを入れておく」という人もいるかも知れませんが、ガソリンを満タンに入れるのは節約の面からみるとおすすめできません。
なぜならガソリンを満タンに搭載した車は車体が重くなるからです。
人間も重たい物をもって歩く時と手ぶらで歩く時は労力が違いますよね。
車も同じで、重いものを動かす分エンジンに負担がかかるのでガソリンを多く消費してしまうのです。
ガソリンを入れるときは半分くらいや、「2000円くらい入れておこう」というように、金額分入れておくことがおすすめです。
また同じ理由であまりにも重い荷物を積んでいても燃費は悪くなります。
倉庫代わりに車を使用している人は、不要な荷物は降ろしておいた方が良いでしょう。
こまめに整備して燃費アップ
ガソリンスタンドなどでタイヤの空気圧をチェックすることはありますか?
タイヤの硬さを適度な状態に保つことはスムーズに走行する上でとても重要になります。
タイヤの空気圧が低すぎると車を動かしにくい状態になるため円人為負担がかかってガソリンを多く消費します。
逆にタイヤの空気圧が高すぎるとタイヤを消耗するのが早くなりタイヤの買い換えサイクルが早くなってしまうのです。
タイヤの空気圧チェックはセルフタイプのガソリンスタンドでも無料で行えますので、最低でも1ヶ月に1回はチェックする習慣をつけておくと燃費が良くなります。
またエンジンオイルの劣化も燃費を下げる一因となります。
定期的に確認をして、適宜エンジンオイルを交換するようにしましょう。
運転方法に気をつけて燃費を上げる
車は運転方法次第でガソリンの消費量が変わります。
たとえば急発進・急停車などアクセルやブレーキを多用する運転だと、車のエンジンがフル稼働することになるのでたくさんガソリンを消費することにつながります。
「高速道路を走るときよりも町の中を車で移動したときの方がガソリンの消費量が多いな」と感じたことはありませんか。
街中では信号や道路の混雑状態などによって急発進・急停車が多くなってしまうのが原因です。
街中で車を乗ることが多いという人は急発進・急ブレーキのない余裕のある運転を心がけると燃費が良くなります。
アイドリングもガソリンの消費につながるので、停車中はエンジンをかけっぱなしにしない方がいいでしょう。
また運転だけではなく、車のエアコンもコンプレッサーを使用しますので稼働させると燃費が悪くなります。
夏の暑い日はサンシェードやファンも併用して、設定温度を上げすぎないで済むようにコントロールすると燃費を改善することができます。
クレジットカードを活用してガソリン代を節約

その場でガソリン代が安くなるわけではありませんが、ガソリンスタンドとの提携クレジットカードでガソリン代を支払うとポイントでのキャッシュバックが行われるのでトータルでみると節約になります。
たとえばENEOSは「ANAカード」と提携しており、クレジットカード決済金額100円につき1マイル分に交換可能です。
対象になるのはガソリン代だけに限らず、車の備品やオイル交換にかかった費用の決済も含みます。
国内を移動することが多い人にとっては様々なポイントを一体化してキャッシュバック金額を貯めることができるのでおすすめです。
その他のガソリンスタンドもそれぞれに異なる特色のクレジットカード会社の提携サービスがあります。
よく行くガソリンスタンドがある人は自分のもっているクレジットカードと提携していないかチェックしてみましょう。
車選びの段階でガソリン代の節約ははじまる
ガソリン代の節約方法をご紹介してまいりましたが、根本的に燃費を改善するには車選びも非常に重要となってきます。
最近のファミリーカーは「エコカー」や「ハイブリッド車」が人気です。
エコカーとは空気を汚染する原因物質の排出を抑えたり、ガソリンに対するエンジンパフォーマンスに優れている車を指します。
エコカーにもいくつか種類があり、電気自動車や燃料電池自動車などがあります。
「車を買い替えたらお金がかかるから節約にならないじゃないか」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし燃費の悪い車に乗り続けていた方がランニングコストがかさむため、年単位でみていくと車を買い替えた方がトータルではお得になるのです。
たとえばハイブリッド車のさきがけとして知られるトヨタのプリウスだと、燃費は約36km/1Lほどです。
ホンダのフィット・ハイブリッドの場合だと約30km/1Lくらいになります。
燃費に配慮していない外車の場合だと約10km/1Lほどになりますので、その違いは歴然としています。
一回の給油で出る差額は数百円ですが、年間では数万円にも達するのです。
とはいえ、エコカーであれば何を購入しても燃費が良くなりお得になるというわけでもありません。
新車で購入するにしても中古車で購入するにしても、「何年乗るのか」「年間でどれだけ乗るのか」などを考慮した上で車を買い替えたり車種を選ぶのが重要となります。
まとめ
ガソリン代を節約する方法について解説しました。
「できるだけ安いガソリンスタンドを探す」だけではできる節約金額に限りがあります。
車のお手入れや運転方法も見直して、消費するガソリンをできるだけ抑えるようにして車を使用することで燃費を改善する必要があります。
燃費に配慮した習慣が身につくと、家計に優しいだけではなく車による事故も抑えることができます。
一石二鳥のガソリン節約術ですのでぜひお試し下さい。