節約には様々な方法があります。
できることなら簡単で長続きできる節約術を知りたいですよね。
この記事ではお金の節約におすすめのアプリをご紹介します。
家計簿を簡単につけられるようになるアプリから食材や日用雑貨の管理、生活をお得にできるクーポンなどさまざまなアプリについて解説しますので、参考にどうぞ。
◆◆目次◆◆
家計の節約にはお金の流れを把握することが重要
貯金したり苦しい家計状況を好転させるための手段である節約ですが、まずは生活の中で自分が何にどれくらいお金を使っているのか把握する必要があります。
たとえば食事は質素でほぼ自炊しているけれど洋服が大好きで毎月数万円使用しているという人が「節約しよう、まずは食費からだ」と考えてもほとんど効果はありません。
節約すべきは食費ではなく洋服代だからです。
お金の流れを把握するには家計簿をつけるのが一番早くて確実な方法ですが、実は節約に挫折してしまう人の多くが「家計簿をつけられない」という点です。
ノートに金額を書き出していくだけではあるのですが、ノートを開くことが億劫だったり地道に計算を続けるのが苦痛になったりと様々な理由で家計簿をつけられません。
そんな人にはアプリの活用がおすすめです。
また家計簿だけではなく、生活費の節約にもアプリは活躍します。
具体的にどのようなアプリがあるのか解説してまいります。
無料で使いやすいおすすめの家計簿アプリ
まずは簡単に始められる家計簿アプリからご紹介します。
iOSとAndroidのどちらでもダウンロードできる無料アプリの中から、特におすすめアプリを2点ご紹介します。
毎日の支出管理から資産運用まで幅広く管理できるZaim(ザイム)
Zaim(ザイム)は会員数が日本で最も多い家計簿アプリです。
一番の魅力は、買い物の時にもらったレシートをスマホのカメラ機能をつかって撮影するだけで情報を読み取ってくれるところです。
購入した商品名はもちろん、代金や購入店舗まで自動的に読み取ります。
あとは自動的に家計の支出状況を棒グラフや円グラフで見やすく整理してくれます。
さらに「予算機能」がついており、月ごと・週ごと・1日ごとの予算に応じて、自分がどれだけお金を使っているのか表示してくれます。
節約初心者でも分かりやすく節約状況の達成具合を教えてくれます。
約1500行もの銀行やクレジットカード会社と提携しているため、現金で支払ったもの以外の講座の入出金情報についても反映させることができます。
また無料版にプラスアルファの機能を付けるのであれば月額260円でプレミアム会員に登録できます。
無料会員との違いは、自分が住んでいる自治体の給付金情報などお得な情報の配信を受けられるかどうかです。
自分で情報収集できるという人は無料版で十分役に立ちます。
上級者向けにはマネーフォワード
基本的な操作感はZaimと似ていますが、マネーフォワードはより資産運用に特化した家計簿アプリです。
ただしZaimに比べるとレシートの読み取り精度がいまいちというデメリットもあるため、現金支払いをするよりもネット決済やクレジットカード払いが多いという人におすすめです。
提携している銀行やクレジットカード会社、サービスの数が2615個とかなり豊富です。
無料版は提携できるサービスが10個までですが、月額500円の有料会員になると無制限になります。
口座管理はもちろん、証券の管理もできるアプリです。
節約レシピが探しやすいおすすめのお料理アプリ

食費を節約しようと思っても、「何を作れば良いのか分からない」という人も多いですよね。
そこで節約レシピの検索に役立つアプリを2点ご紹介します。
レシーピ!
「レシーピ!」はレシート管理用アプリです。
レシートを読み込むと、レシートに記載された食材で作れるレシピを教えてくれるので、
「食材を購入したけれどどのように調理すべきか悩んでるうちに傷んでしまった」
というロスをなくすことができます。
提供されるレシピはNHKの人気お料理番組「みんなのきょうの料理」から約8000種類で、質も数も豊富で使いやすいアプリです。
クックパッド
日本最大規模のレシピ投稿サイトです。
「キャベツ」などの食材で検索できるほか、「キャベツ 節約」「キャベツ おもてなし料理」といった目的別の検索も可能です。
「節約」というカテゴリーも充実しているので安売りで手に入った食材を余すことなく使い切ることができます。
ただし料理の素人が投稿しているサイトですので、レシピによっては不完全なものや味が好みでない場合もあります。
「つくれぽ」などを参考にしてどのレシピを作るか選ぶと失敗が少なくてすみます。
節約に欠かせないクーポンが見つかる!おすすめのアプリ
節約には正規料金が値引きされるクーポン利用がお得です。おすすめのアプリは次の2点です。
ホットペーパービューティー
リクルート社から出ている「ホットペーパーグルメ」は飲み会などのクーポン利用の定番となっていますが、その美容版になります。
ヘアサロンはもちろん、ネイルサロンやエステなどの割引クーポンが使えるほか、サロンの予約もネット上から行えます。
特におすすめなのが、サロンの初回入店時に適用される割引クーポンです。
新規で来店したときにだけ使えるクーポンで、正規料金の2~3割ほど安くなっています。
1つの美容室をリピート利用するよりも安く利用できます。
さらにpontaポイントも貯まるので、次回のサロン予約時や他の提携サイトで使用することもできて節約にはもってこいです。
楽天ポイントカード
楽天ポイントカードは、楽天市場などのインターネット上の買い物だけではなくマクドナルドやミスタードーナツなど提携先の多さが魅力のポイントカードです。
アプリタイプだとポイントの有効期限がこまめにチェックできるので「気がついたらポイントが失効していた」という痛恨のミスを回避できます。
また加盟店で使用できるクーポンの配信もあるので、よく利用する加盟店があるという人は楽天ポイントカードアプリの活用が節約につながるのでおすすめです。
まとめ
お金の節約に活躍するアプリについてご紹介しました。
家計の管理はまず家計簿をつけてお金の流れを把握するところからですが、節約がなかなか続かないという人は家計簿をつけるのも長続きしない傾向にあります。
そんな人は気軽にスマホで操作できるアプリの利用がおすすめです。
最初の登録は面倒に感じるかもしれませんが、グラフの作成や予算に応じた現在の支出状況の管理などを自動的に行ってくれるので労力も節約できます。
その他にも生活費を節約するのに活躍する様々なアプリがありますので、ぜひ一度お試し下さい。